録音ファイルの保存先と、PC やクラウドへの取り出し方
録音そのものより、あとで取り出すところでつまずく人のほうが多いです。 どこに保存され、どうやって外へ出すのかをまとめます。
どこに保存されるか
Android 版は端末の音楽フォルダ配下へ保存します。ファイル管理アプリから直接見えるので、 アプリを経由せずにコピーや移動ができます。保存先のサブフォルダ名と、 ファイル名の接頭辞は設定から変えられます。
iOS 版はアプリのフォルダに保存し、ファイル App から参照できます。 OS の設計が違うため、置き場所の考え方も異なります。
取り出す方法
1. 共有シートから他のアプリへ
いちばん短い経路です。一覧の共有ボタンから、メール・チャット・クラウドのアプリへ直接渡せます。 複数を選んでまとめて共有することもできます。
2. フォルダへ書き出す(SAF)
書き出し先のフォルダを一度選んでおくと、そこへまとめて出せます。 Android の標準の仕組み(Storage Access Framework)を使うので、 クラウドのアプリが対応していれば、その保存先も選べます。 Google ドライブや Dropbox のフォルダを指定しておけば、書き出すだけで同期されます。
3. USB で PC へ
端末を PC に繋いで「ファイル転送」を選ぶと、音楽フォルダから直接コピーできます。 大量の WAV を扱うときは、これがいちばん速く確実です。
ファイルが見つからないとき
ファイル管理アプリに出てこない
端末のメディア索引に反映されるまで時間差が出ることがあります。 アプリ内の一覧に表示されていれば、ファイル自体は保存されています。 再起動すると索引が作り直されて見えるようになることがあります。
PC に繋いでも中身が見えない
接続時の通知から「ファイル転送(MTP)」を選んでください。 既定が「充電のみ」になっている端末が多く、その状態では中身が見えません。
共有した相手が再生できない
収録が完了していないファイルを送っていないか確認してください。 録音中のファイルは書き込みが終わっておらず、受け取った側では正しく再生できません。
容量を空ける
文字起こしが済んだ録音は、書き起こしだけ残して音源を外へ出すのが効きます。 テキストなら容量はほとんど使いません。WAV で長時間の収録を続けると、 1 時間あたり数百 MB ずつ増えていきます。
削除する前に、書き出しが本当に完了しているかを必ず確認してください。 クラウドのアプリによっては、同期が終わる前に元を消すと失われます。