うまく録れないときの対処

症状から原因を絞る形でまとめます。多くは録音の設定ではなく、 端末の状態か置き場所に原因があります。

録音画面。入力レベルの表示
入力レベルが振れているかを確認する

録音が始まらない・音が入らない

入力レベルがまったく振れない

他のアプリがマイクを掴んでいる可能性が高いです。通話アプリや会議アプリを完全に終了してください。 それでも変わらない場合、端末の設定でマイクの許可が外れていないか確認します。 Bluetooth 機器が接続されていると、そちらが入力になっていることもあります。

録音ボタンを押しても始まらない

空き容量を確認してください。残りが少ないと開始できません。 また、別の録画・録音が進行中の場合は同時に開始できません。

録音が途中で止まる

気づいたら止まっていた

原因は次の順で多く見られます。

  • 着信:通話が入るとマイクを奪われます。機内モードで防げます
  • 空き容量:WAV は 1 時間あたり数百 MB 使います
  • 他アプリの起動:会議アプリを開くとマイクが移ります
  • 4GB 到達:WAV の仕様上の上限で、自動的に停止します

長い収録では、一定間隔でファイルを分ける設定にしておくと、 問題が起きても被害が 1 ファイルで済みます。

Bluetooth マイクだと途切れる

接続が切れるたびに録音が途切れます。長時間の収録では有線のマイクか、端末本体のマイクが安全です。

音が小さい・聞き取りにくい

特定の人の声だけ小さい

端末の位置がその人から遠すぎます。次回は話者の中間より、声の小さい側へ寄せてください。 すでに録れたものは、重いモデルで文字起こしすると拾えることがあります。

ノイズが多い

空調の送風口、プロジェクターのファン、窓の外の交通音が主な原因です。 録音後に取り除くのは困難なので、置き場所で対処してください。 机に直置きすると、資料をめくる音やペンの音も入ります。

大きい音のところが割れる

端末が音源に近すぎます。距離を取るか、32bit float で録ると後から持ち上げても割れにくくなります。

文字起こしがうまくいかない

文字起こしが始まらない

音声認識モデルが入っていません。文字起こしのタブでモデルを取得してください。 容量が大きいため、Wi-Fi 接続と空き容量を確認してから始めます。

精度が低い

改善の効き目は次の順です。モデルを変えるのは最後です。

  1. マイクと話者の距離を縮める
  2. 雑音源から離れる
  3. 圧縮していない WAV で録る
  4. 重いモデルへ変える

Android 版でノイズ抑制や自動ゲインを有効にしている場合、それらを切ると改善することがあります。 聞きやすさのための加工が、認識には不利に働くことがあるためです。

固有名詞が崩れる

人名・社名・製品名は高い確率で崩れます。認識の限界なので、 事前に手元へメモしておき、後から置換するのが確実です。

処理に時間がかかりすぎる

端末内で処理するため、録音の長さと選んだモデルの重さに比例します。 まず軽いモデルで全体を通し、必要な箇所だけ重いモデルでやり直してください。

再生・共有でつまずく

再生しようとするとエラーになる

録音中は再生できません。走っている録音を止めてから開いてください。 録音とマイクの権限を同時に扱えないための制限です。

共有すると相手が再生できない

収録が完了していないファイルを送っていないか確認してください。 録音中のファイルは書き込みが終わっておらず、受け取った側では再生できません。

AirDrop に相手が出てこない

相手側の AirDrop の受信設定と、双方の Bluetooth・Wi-Fi が有効かを確認してください。 アプリ側の問題ではなく、iOS 全体の設定によります。

解決しないとき

お問い合わせからご連絡ください。 OS のバージョン・端末の機種・アプリのバージョン、そして「何をしたときに何が起きたか」を 添えていただけると、確認が早くなります。

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